金は天下の回り物? 片行き?
金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの)
[意味]金は人の手から人の手へとぐるぐると回っているものだから、いつかは自分の所にも回ってくるはずだ。だから、いま貧しいからといってくよくよするなという意味。
金は片行き(かねはかたいき)
[意味]金銭はあるところにはたくさんあるのに、ないところにはさっぱりないということ。「片行き(かたいき)」とは、ある一方向にだけ片寄っていること。日本のことわざ
今日もお金について。
上の2つの諺は矛盾しているというわけではありませんが、ニュアンスはだいぶ違いますよね。
みなさんは「金は天下の回り物」だと思いますか? それとも片行き?
子供の頃は「金は天下の回り物」だと信じていたのですが、大人になるにつれ、「金は片行き」なんだなぁ、としみじみ実感するようになりました。
ここ数年は「金融リテラシー」の必要性について語られるようになりましたね。
(例えば、勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな』)
お金や経済の勉強をするにつれ、「金は片行き」の原因は、「金融リテラシー」の差なのではと考えるようになりました。
オセロゲームってご存知ですよね。
黒と白の石があって、相手の石を挟んで裏返しにして自分の石にし、自分の石が多ければ勝ちというゲーム。
シンプルなルールなので、子供でも遊べますし、もしオセロゲームが初めてという人でも、すぐに参加することが出来るでしょう。
お金のことって、オセロゲームに似ているように思います。
ゲームのルールは簡単。誰でも参加できます。でも、ルールを知っているだけでは勝つことは難しいのです。
オセロゲームも、チェスや囲碁のように「定石(じょうせき)」があります。
定石とは、ある局面で最善とされる一連の打ち方のことです。
定石さえマスターすれば必ず勝てるというわけではありませんが、定石を全く知らずに、定石を知っている相手と戦えば、ほぼ確実に負けるでしょう。
つまり、定石を知らずにゲームに参加すれば「カモ」にされるだけなんです。
例えば株式投資。
ゲームのルールは非常に簡単。「安く買って高く売る」だけ。
ゲームの始め方も簡単ですよね。証券会社の口座を作り、入金して、株の売買注文をするだけ。
でも、ルールだけわかっていて、定石を知らずにゲームに参加している人が多いのではないでしょうか?
お金の定石にあたる「金融リテラシー」は、一部の人だけが知っていればいいことではありません。お金を全く使わずに生活するなんて無理なのですから。
自分には関係ないとか、勉強する時間なんて無い、などと言わずに、少しずつでもマスターしていきたいですよね。
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