頼まれもしないのにする仕事

2009年12月02日(水曜日)

お気に入りの一冊『自分の仕事をつくる』から。
デザインの仕事について、イタリアと日本のデザイナーの違いについて書かれた部分があります。少し長くなりますが、ご紹介しますね。

イタリアではデザイナーという言葉の代わりに、「プロジェッティスタ」という言葉がよく使われる。全体を計画し前へ進めていく人、という意味だ。つまり、イタリアにおけるデザイナーの仕事は、依頼されたモノに美しい色や形を与えることでも、特定分野に限られた専門職でもない。『何をつくるか』を提示し、現実化に向けたリーダーシップを取ることが、その仕事の本随なのだ。仕事の起点は、それぞれのイマジネーション(想像力)にある。

自分の仕事をつくる』 より

イタリアのデザイナーは「頼まれもしない」のに自分の仕事を考え・提案し、一方の日本のデザイナーは、企業等クライアントから依頼された仕事をする。
といっても、最近では日本でも自分自身から仕事を立ち上げる人が目立ってきた、とのこと。

言われたことを言われた通りにする。いまどき、こんな仕事の仕方が通用しないのは当然ですが、どのくらい提案型の仕事をしているでしょう?

なぜ、誰のために、どう働くのか。
「頼まれもしないのにする仕事」をしているでしょうか?


なお、『自分の仕事をつくる』の著者 西村佳哲さんは「働き方研究家」というおもしろい肩書きをお持ちです。 ⇒ 西村佳哲さんのプロフィールなど

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