なかなか冷めない温度

2009年12月21日(月曜日)
生温かさ、というものは、いずれにしてもわるくない。
地下水が丁度そんなものだが、
人間の沸かした水とちがって温度がなかなか冷めない

平林 たい子 『平林たい子全集〈12〉』 (潮出版社)「愛について」より

しあわせの言の葉』 (山下景子 著/宝島社)にて紹介されていた言葉です。

「生温かい(なまあたたかい)」という言葉にどんな印象をお持ちでしょう?
私にはちょっとブキミな感じがします。なんというか、あまりいい印象ではなかったのですが、上記の平林さんの文章を読んでその印象が変わりました。

「温もり(ぬくもり)」とか「人肌(ひとはだ)」のように、心がやすらぐ、心地よい温度なのでしょう。

そして、「なかなか冷めない」ということから「常温」、そして「平常心」へと繋がるように思えてきました。

一方で、「熱しやすく冷めやすい」という言葉があります。
一時的に気持ちが盛り上がるものの、長続きせずにすぐに飽きてしまったり、モチベーションが落ちやすい。

私にはそういう傾向があるので、そういう事態になるのを避けようと、「勢い使い尽くすべからず」という禅語を思い出して「調子にのりすぎちゃいけない」と自分に言いきかせるようにしています。
また、「知足(ちそく)」のときにも書きましたが、ネガティブに偏ったり、ハイテンションになりすぎないよう、できるだけニュートラルな状態でいられるようにしたいと思っています。

「なかなか冷めない温度」で気持ちを温め続け、夢や目標をかなえていきたいものです。

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