人がやらないことをやる面白さと、みんなと同じことをやる気持ち良さ
人間というのは、人がやらないことをやる面白さと、みんなと同じことをやる気持ち良さ、両方の楽しさがあるのだと思います。
僕はその両方を味わいながら、仕事をしてきたし、これからもそうしたいと思っています。クリエイティブ・ディレクター 箭内(やない)道彦
『考える力をつくるノート』 (講談社) より
ちょっと天邪鬼(あまのじゃく)なところは誰しも少なからずあるのではないでしょうか?
仕事以外のことでも、周りのみんなが使っている人気商品(例えば iPhone)を買うことで、仲間意識が生まれてうれしい気持ちになる一方、みんなとはちょっと違うもの、(iPhoneケースや関連ガジェット、アプリで)自分だけのこだわりを表現したいという気持ちもありますよね?
スマートフォンは使いたいけど、みんなが iPhone を使ってるから、あえて Android を選ぶとか。
ある程度の共通項をおさえておきたいけど、「おぉー(やるなぁ~)」と思われるような要素も加えておきたい。
そのバランスを意識して仕事に取り入れるのが箭内さんのクリエイティブ仕事術なのかもしれませんね。
『ユダヤ人の頭脳活性法』 (手島 佑郎 著)では、ユダヤ人のイノベーション的性格の秘密として次の2つが紹介されていました。
1.民族としての教育レベルの高さ
2.自己の差別化の意識
常に他人と異なる意見を述べるように訓練されている。
彼らは、自分が他人と同じ意見ならば、自分の存在意義はないと思っている。
2番目の自己の差別化の意識はイノベーション的仕事には必要そうですね。人がやらないこと、他の人が考えもしないことを考えることに重点をおくことで、それまでの延長や改善ではなく、革新が生まれるのかもしれません。
(参考:「革新とは新しい世界観」)
バランスを意識したクリエイティブな仕事、自己の差別化を重視したイノベーションな仕事。
どちらが求められているのか、その場面ごとに自分の中の天邪鬼(あまのじゃく)をどのくらい出すか調整するのがいいのかもしれません。
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★ 自分磨きテーマ: 仕事にたいする姿勢
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★ アーカイブ: 2010年10月
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