[名言] 「仕事」と「作業」を分けよう
あらかじめ時間の計算ができるのが「作業」、できないのが「仕事」。『知的生産のためのすごい!仕事術』 (晴山 陽一 著/青春出版社) より
本を読み、読書メモもつくり、学んだつもりでも、やっぱり時間が経つと忘れてしまいますね。
『知的生産のためのすごい!仕事術』はこのブログを始めた頃に、「どうやったらアウトプットを増やすことができるか?」という課題を解決するヒントを期待して読んだ本です。そして、期待以上の多くのヒントを見つけることができました。
そのひとつが、冒頭でご紹介した「仕事」と「作業」の違いです。
とても簡単で、当たり前のことのようですが、この2つの違いを意識した時間の使い方がちゃんと出来ていないことに気づきました。
本書を読んだ直後、1日の仕事時間の配分を午前中は「仕事」に、午後は「作業」や体を動かすこと(クライアントとのミーティング等)にわけることにしました。
過去の実績からほぼ正確に時間の見積ができる「作業」は午後や夕方にまわしても、想定外のことがおきない限り、ちゃんと時間内で終えることができます。よっぽどのことがない限り、残業はしなくていいということ。
一方、デザインや企画を考えたりするときは、どのくらいの時間が必要になるかわかりません。いいアイデアがひらめけば短時間でうまくいくかもしれませんが、調子が悪ければ何時間ねばってもダメかもしれません。
こういう「仕事」は時間の締切があると、それが気になって余計に集中できなくなります。だから余裕がある午前中に取り掛かると安心できます(朝は脳が疲労していないという理由もあります)。
もしこういう時間の見積ができない「仕事」を午後や夕方にまわしてしまうと、いつ「仕事」が終わるのかわからなくなります。夜中までやってもダメかもしれません。そう思うだけで精神的に辛くなります。
だから午前中は「仕事」、午後は「作業」というルールを作ったのに、いつの間にか忘れていました。読書メモを読み返したことで思い出すことができました。来週からはまたこのルールで仕事をしたいと思います。
人間は忘れる生き物です。やっぱり「振り返り」は大事。
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【今日のコボジュン】
12月も間近だというのに、散歩中に朝顔が咲いているのをみかけました。温室の中とかじゃなくて普通の家の軒先に、です。一瞬、造花かなとさえ思ったのですが、本物でしたよ~。朝顔によく似た別の花でしょうか??? でも子供の頃から朝顔は見慣れているので間違いじゃないと思うのですが・・・。
p.s. 「朝顔に似た花」で Google 検索したら判明しました。西洋アサガオと呼ばれるもので、耐寒性も非常に強く、関東圏なら屋外でも平気で越冬できるようです(通常の朝顔は一年草ですが、これは根を地中に残し年を越すそうです)。
朝顔は夏だけでいいと思ってしまうのは、頭が堅いのかなぁ? まるで冬場のトマトやキュウリみたいですよね。
★ 自分磨きテーマ: 仕事にたいする姿勢
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★ アーカイブ: 2010年11月
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