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[雑記] 「電子書籍が紙に負ける5つのポイント WIRED NEWS」を読んで ─ 電子書籍って、そんなにダメ?

2011年06月06日(月曜日)

WIRED VISION の「電子書籍が紙に負ける5つのポイント」という記事を読んだらちょっと反論したい気分になったので、電子書籍について考えていることをツラツラ書いてみます。

電子書籍の根本的な5つの欠陥

John C Abell(the Wired.com's New York Editor) さんは iPad を使い始めて以来、紙の本はまったく購入しなくなってしまったそうです。
それでも、電子書籍には紙の本にはかなわない(少なくとも、簡単にはかなわない)根本的な欠陥が5つあると指摘しています。

 1)読了へのプレッシャーがない。
 2)購入した本を1カ所にまとめられない。
 3)思考を助ける「余白への書き込み」ができない。
 4)位置づけとしては使い捨てなのに、価格がそうなっていない。
 5)インテリア・デザインにならない。

上記の5つに関する詳細は翻訳版または原文(English)をご覧下さい。

読了へのプレッシャーがない?

半年程前から毎日 iPad の Kindle アプリで Kindle 本(洋書)を読むことを習慣にしています。
毎朝目覚めたら iPad で30分ほど読書しますが、その時間は「時間による目標管理」という iPhone アプリで計測しています。

iconicon時間による目標管理icon (230円)

(このアプリの紹介 ⇒ 時間による目標管理:コツコツの積み上げを「見える化」するiPhoneアプリ

ちなみに、今年の1月から今日までの記録はこんな感じ。
3月まではグラフの起伏が激しかったのが、3月後半ぐらいからは安定するようになり、習慣として定着してきたことがわかります。

これまでに読了した洋書は3冊。いまは4冊目として Brian Tracy の No Excuses! (日本語版は『ブライアン・トレーシーのYES! 年収1000万円以上を実現する21のカギ』)を読んでいるところです。

毎日少しずつ読み続けていれば、真摯な「新年の決意」なんてしなくても読了できますよ。
iPad で読書することが習慣になればいいだけだと思うんですよね。

あと、アメリカでは年内に Kindle 本が図書館で借りれるようになるそうです。
図書館から Kindle に借りて読めるサービス発表、全米1万以上の図書館が参加

図書館で借りるということは当然返却期限があるわけで、それが読了へのプレッシャーになりますよね。

でも、そうは言っても John さんが言うように「○○は読みかけのままだよ」的なアラート機能があるといいかも。

購入した本を1カ所にまとめられない

これは本当にイヤですね。
本や雑誌、出版社単位でアプリが作られているのは販売者側のエゴを感じます。

だから今のところ、単独アプリの電子書籍は買わないことにしています。
本当はアプリを一つに絞りたいところですが、現状では Kindle/i文庫HD/iBooks のいずれかのアプリで読めるものだけにしています。

3)思考を助ける「余白への書き込み」ができない?

朝 iPad で読んだ続きを電車で移動中に iPhone の Kindle アプリで読むこともあります。

家で読んでいた続きをシームレスに読めるのってすごく快適だし、iPhone なら片手でページめくりも出来るので文庫や新書よりも電車内でラクに読むことができます。
しかも、気に入ったところに線を引きたいと思ったら、いちいちカバンの中から蛍光ペンを出さなくても、指一本で「ハイライト」をつけることができます(下図)。

さらに感想や気になったことも、ペンを出さずに指一本で「メモ」することができます(下図)。
混雑した電車の中でいちいちペンを出さなくてもいいというのは本当にラクチン(男性ならポケットからすぐにペンを出せるかもしれないけど、女性はそうはいきませんから)。

iPad で読んでいるときは「メモ」をつけるのがさらにラクチン。

だから「余白への書き込み」ができないことへの不満はないのですが、John さんの記事内で紹介されていた『OpenMargin』のデモビデオは面白いですね!
こういう機能が実装されることを期待します。

4)位置づけとしては使い捨てなのに、価格がそうなっていない?

「使い捨て」というのはちょっと言いすぎな気もしますが、確かに「所有している」という感覚を持てません。

以前は音楽をレコードやCDで購入していたのが、いつの間にかダウンロード購入に抵抗がなくなったように、たぶん本についても慣れるんじゃないかなぁ。

Kindle(他の電子書籍も同じ)の素晴らしいところは、「読みたい!」と思った瞬間にその本を購入し、だいたい1分以内で読み始めることができることなんです!
いちいち本屋へ行く必要もないし、ネット書店で注文してイライラしながら届くのを待つ必要がないんですよ!

このストレスフリーな環境こそ、電子書籍の大きなメリットの一つだと思っています。
だから、この利便性に対して紙の本と同じぐらいのお金を払ってもいいと考えています(もちろん安いほうがうれしいけど)。

それに、紙の本を所有して家の中に置いておく場合の住居費(本棚が締めるスペース分の家賃)が浮くことを考えれば、やっぱり電子書籍は「安い」ですよね。

5)インテリア・デザインにならない?

LPレコードのジャケットを部屋に飾っていた頃が懐かしいですね(笑)。
本もそれと同じ感覚かな~?

John さんは「物理的な本棚というものは、自分の人となりをほかの人々に無言で紹介するもの」と言っていますが、バーチャルの本棚でも同じことができるように思います。

物理的な本棚は自宅に招いた友人・知人にしか見せることができませんが、バーチャルの本棚であれば、これまで不可能だったぐらい多くの人に自分の本棚を見せびらかすことができるんですよ(羞恥心を捨てればねw)。

電子書籍とは関係ありませんが、私のバーチャル本棚は Media Marker で公開しています。
紙の本も電子書籍も、本以外のもの(iPhoneアプリとか)も登録しています。

<最後に> それでもやっぱり、電子書籍のここが紙の本に負ける

ここまで電子書籍を擁護してきましたが、どうしてもここだけは紙の本に負ける、ということがあります。

それは本を汚せないこと。

紙の本の場合、何度も繰り返し読んでいるうちに、手垢がついたり、紙の色が変わってきたり、ときにはコーヒーをこぼして染みがついたりして、「自分だけの一冊」という風合いが出てきます。

ところが、電子書籍は何度読んでも汚れません。

そういうのって愛着を持ちづらいんですよね。
読書好きとしては電子書籍は大歓迎ですが、本好きとしては電子書籍はちょっと可愛げがない。

これが電子書籍が紙の本に負けるところだと思います。

ということで、手垢でボロボロにしたい愛着のあるものは紙の本で、それ以外は電子書籍というのが私の理想です。

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