[名言] 「進化なし」はマイナス評価
グルメガイドの『ミシュラン』ならば、「進化なし」はマイナス評価となります。
最も大きな鍵を握っているのは、料理の「創造性」や「創作性」です。
つまり、進化するための努力をしつづけているかが、大事な評価対象なのです。
ミシュランは、日本のように老舗とか伝統という部分を評価対象とせずに、そういうバックグラウンドのまったくない若い料理人でも、クリエイティブな発想がずば抜けており、それを表現する技術がともなって素晴らしい料理を作りつづければ、きっちりと評価する姿勢を貫いているところが素晴らしいと思います。『言葉にして伝える技術―ソムリエの表現力』
(田崎真也 著/祥伝社) より
三ツ星を獲得したとしても、ずっと同じことを繰り返しているだけだと、確実に評価が落ちるそうです。厳しいですね。
「昔ながらのやり方を頑なに守り続けて」というと、日本ではどちらかというとポジティブに感じる人が多いと思います。
でもそれはなんの工夫もしていないということ。
松尾芭蕉の俳諧の理念「不易流行(ふえきりゅうこう)」をおさらしておきましょう。
不易流行 (読み:ふえきりゅうこう)
[意味]松尾芭蕉の俳諧の理念のひとつ。
新しみを求めて変化を重ねていく「流行」性こそ「不易」の本質であるということ。「不易」はいつまでも変わらないこと。「流行」は時代々々に応じて変化すること。
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。
「不易」(いつまでも変わらないこと)と「流行」(時代々々に応じて変化すること)は、対立するものではなく両立させるべきものだ、という考え方です。
同じように、工夫することをやめてしまった人はどんどん魅力がなくなっていきます。自分磨きは一生続くもの。
だから途中で息切れすることなのないよう、Slowly but surely (ゆっくり、でも着実に)前進していきたいですね。
*関連するページ:
・どんどん変わる人は「変わらないですね」と言われ・・・
・つねに前進 by 坂村真民
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【今日のコボジュン】
今朝、顔を洗って鏡をみたら、なぁ~んか肌がツルツルでビックリ! こんなに気持ちよくツルツルだったのはいつぶりだろう???
いろいろ試しすぎているので何がよかったのかわからないけど、ちゃんと運動して、タンパク質多めのビタミン&ミネラルが充分な食事(でも低カロリー)をして、ストレスレスな生活して、たっぷり眠っているからなんだろうなぁ。
というか、それだけやれば誰だってそうなるよね。^^;;;
★ 自分磨きテーマ: 素敵な大人になろう|仕事にたいする姿勢
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★ アーカイブ: 2011年10月
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