[名言] 「すずろかに」に暮らす
可怜小汀(うましをばま)蒲原 有明 (かんばらありあけ)
ただすずろかに、いつしかと、
往(い)にしその日のおもはれて、
歳月(としつき)經(へ)ぬる旅の空、
心はなほもあこがるる。
「可怜小汀(うましをばま)」という詩の冒頭です。
可怜小汀(羽を休めるのに適した小さな渚)はどこにあるのか、というのがこの詩のテーマ。
「ただすずろかに」という意味がわからなくて確認したところ、『ふと口ずさみたくなる日本の名詩』では「すずろかに=なんとなく」という解説がされていました。
「すずろか」という言葉は初めて知った言葉なので、もう少し調べてみました。
すずろか
[意味] なぜともなくそわそわするさま。心うきうきするさま。『短歌用語辞典』 (飯塚書店 ) より
「ただなんとなく」よりも、いい雰囲気の意味ですよね。
特別な理由があるわけではないけれど、そこはかとなくウキウキする気分。
それが私の理想の状態です。
ハイテンションでめちゃくちゃ明るいというのは疲れるし(たまにならいいけど)、どんより落ち込んでいるのもイヤなものです。
以前ご紹介した「ポジティブでもネガティブでもなく、ニュートラルな状態をめざす」のニュートラルとは、心が穏やかに満ち足りている状態のこと。
これは「すずろかに」という言葉がピッタリです。
なんとなくモヤモヤと考えていたことに当てはまる言葉との出会いは衝撃でした!
「すずろかに」暮らす。
それが私の理想を表す新しい言葉になりました。
◇ ◇ ◇
「すずろかに」を使った短歌もあわせてご紹介します。
目前に 雨の潤ひゆたかにて 春海棠はすずろかに咲く安永蕗子(やすなが ふきこ)
「春海棠」は春に咲く海棠(かいどう)のことです(下の写真)。
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(秋に咲く海棠(かいどう)「秋海棠(しゅうかいどう)」とは別の植物)
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◇ ◇ ◇
【今日のコブタ】
今朝はふと思いついて「happy new day !!」と MoodPanda に投稿。そういう気分だったので。
「Happy New Year」は「幸せな新年を」「新年おめでとう」ということで年に一回のみの挨拶です。でも「Happy New Day」にすれば年に365回使えますよね。
毎朝「新しい一日おめでとう♪」という気分でいられればいいな~。(*^ー^*)
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