[名言/ノート術] しなる木を風は折らない : しなやかな心をつくるノートの書き方
しなる木を風は折らないアフリカのことわざ
一週間前に「しなやかさ」の加減を知ることが大切だということを書きました。
(無理をしなきゃ続けられないことは「続かない」こと)
「しなやかさ」は私がめざしている「素敵な大人」にとって重要なキーワードです。これまで「しなやかさ」についてご紹介したことをおさらいしておきますね。
葦のようにいつも しなやか であれ。
杉の木のように かたくな ではいけない。タルムード (ユダヤ教法典) より
働く女に必要なのは、「強さ」ではなく「しなやかさ」。
するべきことはこころの筋力トレーニングではなく、こころのストレッチ。
来るべきもの、身の周りにあるものを、しなやかに受けとめるこころの柔軟性があれば、なんにも怖くない。
心配せずに、どーんと構えていられる。
女は「戦い」より「共生」です。有川真由美 『こころがフワッとする言葉』 (廣済堂出版) より
私は身体の「しなやかさ」も大切だと思っているので、筋トレもストレッチも必要なことだと思っていますが、心の「しなやかさ」もそれと同じように大切ですよね。
さて、今日ご紹介したいのは【しなやかな心をつくるためのノート術】です。
これは病気のことやその他もろもろの悩みで押しつぶされそうになっていた母のために考えたノート術です。
「自分磨きノートの書き方 : 【心メンテ編】イライラ・落ち込み・悩みをスッキリ&サッパリさせるノート術」をご紹介したことがありますが、この書き方はうちの母には難易度が高いと思ったので、簡易的な方法を考えました。
母には次のことをやってもらいました。
1.100円ショップへ行ってノートを一冊買ってくる
2.そのノートに気になっていることを全て書いていく
3.書いたことを1つずつ分類していく(印をつける)
・自分でどうにか出来ることか?
・それとも自分ではどうにもならないことか?
自分ではどうにもならないことは、どうにもならないんだから「もう考えない!」と自分に言いきかせる。
自分でどうにか出来ることについては、どうしたらいいか一生懸命考える。そして考えたことを実行する。
以上です。
このやり方を電話で伝えました。
数日後、電話で経過を確認したところ、「ちゃんとノート買ってきて書き出してみたよ。でもまだなんともならない」という答えでした。
それで、「とにかく自分で出来ることに集中して。とにかく行動して」とお願いしました。
それからしばらく経った頃、「ノートに書いたおかげで問題が解決したよ!」と携帯メールが届きました。
母は今もノートを書いているそうです。まるで「日記」のようにほぼ毎日書いているみたい(笑)。
母には説明しませんでしたが、次のようにノートを使うとより効果がわかると思います。
・ノートの左ページに気になっていることを全て書いていく
・自分でどうにか出来る項目は右ページへ矢印を書いていき、
行動する内容を書く
・実際に行動したら、そこに日付と行動の結果を書き込む
(できれば違う色で)
解決した問題には花丸をつけたりシールをつけたりすると、より達成感が出ると思います。
シンプルにノートを使ってみてください。
たったこれだけのことで、心の「しなやかさ」が格段にアップするはずですから!
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【今日のコボジュン】手帳シーズンはいったん落ち着きましたが、そろそろ4月始まりの手帳が店頭に並び始めますよね~。今年は「旧暦美人ダイアリー」一筋でいくと決意しているものの、あいかわらず手帳売場は素通りできません。^^;;
そうそう、先日参加した手帳オフで有川真由美さんの『幸運に愛されるおしごと手帳2012』をプレゼントで頂いてきました♪
表紙がピンク色だし(笑)、なんとも心惹かれるタイトルでしょ? 仕事が落ち着いたらこの手帳レビューを書きますね。(*^ー^*)
★ 自分磨きテーマ: 自分磨きノートを書こう|感情のコントロール
★ タグ: ノート|メンタルヘルス
★ アーカイブ: 2012年01月
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