[名言/BOOK] 読書して考えないのは食事をして消化しないのと同じ | 定期的に読み返す本のリスト
読書して考えないのは
食事をして消化しないのと同じであるエドマンド・バーク (英国の哲学者)
先日書いた「感情の起伏が激しいというのは、まわりの状況に振り回されているいるってこと」へ akari さんからコメントでご質問を頂きました。
こんにちは、いつも楽しく拝見しています。
>私は毎週末のレビューのときに、「死ぬまでに知っておきたい 人生の5つの秘密」を読み返すことを習慣にしています。
ほかにも読み返す習慣のある本がありましたら、可能な範囲で構いませんので、紹介していただけるとうれしいです。また、読み返すタイミングなども教えてください。
こんな風にご質問をいただけると、ブログでどういうことを紹介したらいいのかがわかるので本当にありがたいんです。どうもありがとうございます!
ということで、今日は定期的に読み返している本をご紹介したいと思います。
定期的に読み返す理由は、次のいずれかです。
・本の内容を自分のものにしたい(脳に染み込ませたい)
・読むたびに新たなインスピレーションを得られる
本そのものを読み返すこともありますが、読書メモを読み返すことのほうが多いので、それぞれについてご紹介しますね。
まず本そのものを読み返すケース。
何冊もありますが、その中でも特に繰り返し何度も読んでいる本です。
◇ ◇ ◇
『人を動かす』(デール・カーネギー著)
書評を書いたことがありますが、会社をつくったばかりの頃、先輩から薦められたのがこの本でした。
「ビジネス書を100冊読むより、この本1冊読むほうがいいよ」と言われて読んでみたら、本当にその通りでした。
私がもし誰かに一冊だけ推薦するとしたら、やはり『人を動かす』ですね。
「あなたの愛読書は?」でご紹介した下記の写真は、『人を動かす』です。
オレンジの色鉛筆で「なるほど」と思ったところを塗りつぶすように線を引いているのですが、この本はいたるところがオレンジ色になっています。
でも最近はあまり読み返していなくて、『人を動かす』の要約版のような本『チャンスがやってくる15の習慣』(レス・ギブリン著)をさらに要約しながら音読して iPhone で録音した自作オーディオブックを繰り返し聴いています。
重要な部分のみを朗読して約20分ぐらいにまとめました。
これを人と会う前(電車で移動中)に聴いています。
◇ ◇ ◇
『新・自分を磨く方法』(スティービー・クレオ・ダービック著)
『新・自分を磨く方法』は何度も繰り返し読むだけでなく、万年筆での写本を続けています。一度全て書き終わったのでまた最初から書き写しているところです。
何度も読んで、しかも何度も書き写しているのに、目を通すたびにハッとさせられます。
この本の帯のコピーは「十年かけても身について欲しい。成長の黄金律」です。
本当にそうだと思います。十年かかろうと、それ以上かかろうと、この本の内容をしっかり身につけたいと思っています。
◇ ◇ ◇
『バビロンの大富豪』(ジョージ・S・クレイソン著)
最近はあまり読み返していませんが、お金との付き合い方が下手だったときに何度も何度も、暗記するぐらい繰り返し読み返した本です。
お金で苦労するのってイヤですよね。
我慢するより、お金との付き合い方をちゃんと学ぶほうがいいと思います。
「財布の中身がいつも空」という病は、我慢するより治すほうがやさしい。『バビロンの大富豪』 より
◇ ◇ ◇
『ジム・ローンの億万長者製造法』(ジム・ローン著)
この本からは「自律(自分で自分を律すること)」の大切さを学びました。
「最近ちょっとたるんでるなぁ」という時、気合いを入れるために読み返します。
「規律」はマスターキーのようなもの。
富と幸せ、文化や熟練、高次元の自尊心と成就、誇りと満足、そして成功への扉のカギを開くのだ。
規律こそが変化をつくりだす唯一の重要なもの。
成長するために必要なことができる君の能力にわくわくしよう。『ジム・ローンの億万長者製造法』 より
どんなに素晴らしいことを学んだとしても、それを自分の生活に適用しなければ何も知らないのと同じことです。
自分でやると決めたことはちゃんとやる。
当たり前のことですが、これが出来ないからいろんなことが上手くいかない。
「規律」をマスターすると、いろんな扉が開けるんですよね。
◇ ◇ ◇
『一冊の手帳で夢は必ずかなう』(熊谷正寿 著)
だいたい一年に一回ぐらいのペースで読み返しています。
6~7回目ぐらいは読み返しているはずですが、読むたびに新たなインスピレーションを得られるので、これからも定期的に読み返したいと思っています。
◇ ◇ ◇
次は本そのものではありませんが、読書メモを何度も読み返している本です。
読書メモの作り方は「本の読み方 (読書ノートの書き方)」でご紹介したことがあります。
本一冊を読み返すのはそれなりに時間がかかりますが、読書メモは自分にとって重要なエッセンスをコンパクトにまとめたもので、ほんの数分で本から学んだことを思い出すことができます。
なので、普段読み返すのはこの読書メモがメインです。
何度も読み返しているものは数百冊分あります。ブログで紹介するネタを探すために必然的に頻繁に読み返すのが習慣になっています。
そんな中で、ある程度定期的に読み返しているのは『「前倒し」仕事術!』(中井紀之 著)です。
仕事を先送りしたくなったときに、この読書ノートを読み返しています。^^;;
これを読み返さなくてもいい日がくればいいのですが・・・。
◇ ◇ ◇
書物のほんとうの喜びは、なんどもそれを読み返すことにある。D.H.ロレンス
手元に置いて頻繁に読み返せる本の数にはどうしても限界があると思います。
良書との運命的な出会いを大切にしたいですよね。
*関連するページ:
・あなたの愛読書は? (愛読書とのつきあい方)
・本の読み方 (読書ノートの書き方)
・手にした1冊と濃密な関係を築く
・綺麗な本は自分の役に立たなかった本
・2011年の10冊:読んで「いいね!」と思った10冊
・2010年の10冊:私の習慣に影響を与えてくれた本10冊
・どんなに経済的に苦しいときも、本だけには惜しみなく金を遣った by 安藤忠雄
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【今日のコボジュン】
普段は珈琲派なのに、雨の日はなんだか紅茶が飲みたくなります。今日はバニラフレーバーティーでほっこりタイム。
普段よりちょっとだけお洒落な気分になれてうれしくなります。こういうちょっとした「雨の日のお楽しみ」メニューを増やしていきたいなぁ~♪
★ 自分磨きテーマ: 良い習慣をつくろう
★ タグ: 読書|読書術
★ アーカイブ: 2012年02月
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