[名言] いい睡眠をとるための鉄則:「反省はふとんの中でしてはいけない」
「なぜ、あんなことをしてしまったんだ。オレがバカだった」と頭を抱えるのは、反省ではなく後悔です。
後悔は、次に何も生み出しません。
どうすればよいかわからないので、延々と悩むことにもなります。
本当の反省とは、失敗を分析することです。
「なぜ、ああいう選択をしてしまったのか」「ミスをしてしまった原因はどこにあるのか」を冷静に考えれば、「明日からはこうしよう」という解決策も見えてくるはずです。
解決策が見えてくれば、それ以上悩むこともなくなりますから、失敗や不始末を引きずることもありません。『「全身の疲れ」がスッキリ取れる本』
(志賀 一雅 著/三笠書房) より
反省をすることは大切ですが、注意点があります。
「反省はふとんの中でしてはいけない」ということ。
それは「いい睡眠をとるための鉄則」だと志賀さんは言われています。
上手くいっていない人ほど、寝床に入ってからあれこれと思い悩むそうですよ、心当たりはありますか?
失敗を思い出してウダウダ考えているうちに眠れなくなってしまう
↓
よく眠れないから疲労が回復しない
↓
疲れているから集中できない
↓
ミス、失敗をしやすくなる
という悪循環に陥ってしまいます。この悪循環を断ち切るには、
就寝時間より前に反省する時間をつくる
↓
反省するだけ反省したら
↓
寝るときは「よかった。ありがとう」と感謝の気持ちだけを抱いて眠る
のがいいとアドバイスされています。
個人的には脳が疲れている夜より、翌朝に反省するほうが好きです。
そのほうが明るい気分で解決策を考えることができるので。
でも考えごとを翌朝に先延ばしできない性格の人もいると思います。
気になることがあるとそれをスッキリさせないと落ち着かないという人。
そういう場合は志賀さんのアドバイスを試してみるといいかも。
*関連するページ:
・超訳ニーチェ:疲れきったときにする反省など、すべてウツへの落とし穴でしかない。疲れているときは反省をしたり、振り返ったり、ましてや日記など書くべきではない
・「反省」とは何か? 「反省」とは最も高度な「智恵の修得法」である
・[自分磨きの習慣レシピ(3)] 「いい調子」をキープするために実践している 《夜の習慣》
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【今日のコボジュン】
一年前に書いた日記の内容が面白かったのでちょっと紹介。^_^;;
「昨日の反省点は? どうしたらいい?
午後、風雨がひどいことを言い訳に、フィットネスをサボった。
→ どうしたらフィットネスに行きたくなるだろう?
→ エアロビクスとか、ヨガとかやる?
→ でも混雑した時間に行くのはいやだ
→ 自動的に体が動くように、自分を仕込むしかない!」
という内容でした。そして現在はどうなったかというと、上手いこと「自動的に体が動くように、自分を仕込む」ことに成功しています。
同じ時間にジムへ行くことを何度も繰り返すと反射的に体が動くようになります。
ペットの犬に「お手」を仕込むのと同じように「自分を仕込む」ことができますね(笑)。
★ 自分磨きテーマ: 良い習慣をつくろう
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★ アーカイブ: 2012年07月
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