[名言] ルーティンの仕事を甘く見てはいけない。なれ親しんだ仕事でも、毎回、毎回、本気、本音、ホンモノの真剣勝負でのぞむ。その「一点集中力」が仕事の完成度を高め、新しい世界を切り開く原動力になる
本当に素晴らしい噺家は、まったく同じ噺をしても、毎回、観客を感動させる。
聞き手の中には筋を全部知っている人もいるだろう。同じ噺家の噺を聞いた人もいるかもしれない。
それでも名人の噺家は、聞き手も知っている噺をして、そのつど感動させる。それが芸術まで高められた話芸である。
音楽のコンサートも同様だ。
知っている曲を演奏しても、素晴らしい演奏であれば、毎回感動する。それは同じように見えて、情報の送り手の魂の入れ方が違うのだ。
ルーティンの仕事を甘く見てはいけない。
なれ親しんだ仕事でも、毎回、毎回、本気、本音、ホンモノの真剣勝負でのぞむ。その「一点集中力」が仕事の完成度を高め、新しい世界を切り開く原動力になる。『一点集中力』 (伊藤 真 著/サンマーク出版) より
先日、友達に「仕事だとそれほど疲れないのに、原稿を書くのはすごく疲れる」と話したところ、「脳を使うから疲れるんだよ」と言われました。
「えー、仕事の時だって脳を使ってるよ!」と言い返したら、「普段使っていない部分を使うんだよ」「いつもの仕事ってラクにできるようになってきてるでしょ?」という返答。
この時、ハッとしました。
自分ではいつもの仕事を「ルーティン」だと思っていないので、毎回、新鮮な気持ちでやっているつもりでいましたが、言われてみれば、やはりラクにできるようになっています。
けっこう今の仕事も長くやっているので、ルーティンではないけれど、「なれ親しんだ仕事」ではあります。
自分では気づかないうちに、真剣味が薄れていたのかもしれないと、身が引き締まりました。
*関連するページ:
・最初はあまり意味がわからなかった仕事でも、誰かの役に立つことに気がついたときに、仕事はジョブ(稼ぎ)からワーク(働き)へと変貌する
・仕事をすることは、つらくない。仕事をさせられるから、つらいのだ
・「これから10年間、1銭にならなくても続けられる仕事」それこそが、あなたを生かす仕事
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【今日のコボジュン】
今は、執筆の合間、気分転換としてブログを書いています。
iPhone5のテザリングが快適で、MacBook Air を持って外出することが増えました。iPhone と MBA があれば、ほぼどこでも快適にブログ更新などが出来るようになったので。
仕事はデスクトップ PC じゃないと出来ないものが多いから仕事は家で、ブログ更新や本の執筆は外で、という感じになってきました。
ドトールやスタバ、マクドナルドでも電源コンセントがあるテーブルって多いんですねー。これまでノマドワークをあまりしてなかったので気づかなかっただけなのかも。とにかく快適、快適♪
★ 自分磨きテーマ: 仕事にたいする姿勢
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★ アーカイブ: 2012年12月
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