[名言] 兼高かおる:心を休めたときに頭は動き出す
日常生活から離れて心を休めたとき、頭は動き出し、いいアイデアも生まれる。
わたくしはそう思っています。『わたくしが旅から学んだこと 80過ぎても「世界の旅」は継続中ですのよ!』
(兼高 かおる 著/小学館) より
「兼高かおる 世界の旅」という長寿番組をご存知でしょうか?
1959年(昭和34年)から1990年(平成2年)まで31年間続いたテレビ番組です。
子どもの頃からそれほどテレビは観ないほうでしたが、「兼高かおる 世界の旅」だけは別格でした。
毎週ほぼ欠かさず、この番組が始まる少し前にテレビの前に正座して(!!) 待ち構えていたぐらいです。
田舎に住む小さな女の子にとって、「世界」を覗きみることができるこの番組にどれほどドキドキしたことか。
いろんな国のレポートも別世界でしたが、「わたくし」と上品に話しをされる兼高かおるさんこそ、私にとっては「別世界」を象徴する存在でした。
その兼高かおるさんが本を書かれていることを最近になって知り、早速読んでみたのが『わたくしが旅から学んだこと』です。
本書のなかで印象に残ったことはいくつかありましたが、一番ピンときたのは冒頭でご紹介した「心を休めたときに頭は動き出す」ということ。
兼高さんらしく、旅に出ることを提案されています。
やはり3週間くらいの長期休暇が必要で、自分が住む家や、会社のデスク、毎日顔を合わせる人たちが目に入らない状況に身を置き、いい景色、それもできれば初めて見る景色を目の前にして過ごす。
そうすれば、しがらみから解かれることができます。同書より
あぁ〜、もちろんそう出来ればどんなにいいでしょう。
日常生活から一旦離れる。
「夕食のメニューはどうしようか」「(ベランダに干してきた)洗濯物が濡れないかしら」などといった日常の暮らしで気になることから解放される非日常の旅行。しかも1泊とか2泊といった短期ではなく、数週間という期間。
そういう旅行が出来ればいいのですが、今はまだ難しい状況です。その代わり毎日30分から数時間、散歩で短時間ではありますが日常から離れることにしています。完全に非日常になれるわけではありませんが、それでもアイデアは生まれやすくなりますよ。
だから散歩の時は必ずメモ帳(実際には小さなノート)をポケットに入れています。いつどんなアイデアがひらめくかわかりませんから!
([メモ術] 外出時のとっさのメモは「モレスキン ヴォラン XS+クリップ付きペンシル」が最強だと思う)
短い時間でもいいから、普段の暮らしの中でも日常生活から離れて心を休める時間を確保したいですね。
*関連するページ:
・アインシュタイン : シャワーを浴びているときに限って、最高のアイデアがひらめくのはどうしてなんだろう?
・釣り糸はいつも垂らしておけ。一番思いがけないときに池の中には魚がいる
・人生は、ポンプのようなもの。休む間があるから、エネルギーがあふれ続けるのだ
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【今日のコボジュン】
今日も月が綺麗ですねー! また長めの散歩(7km 程)をしてきました。
歩き始めてしばらくは「今日はそろそろ帰ろうかな」と気乗りしなかったのですが、歩いているうちに楽しくなってズンズン歩き続けてしまいました。
梅が咲き始めるのはもうちょっと先だし、花が少ない季節ですが、だからこそこの寒空のもと咲いているパンジーなどを見ると嬉しくなってしまいます。あともうちょっと。春はもうすぐやってきますよね。
★ 自分磨きテーマ: 健康で元気ハツラツと
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★ アーカイブ: 2013年01月
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