[名言] 昨夜、世界中で眠りについた人のなかには、二度と目を醒まさない人もいるんだよ
「昨夜、世界中で眠りについた人のなかには、貧しい人もいれば金持ちもいる。白人もいれば黒人もいる。だけど、そのなかには二度と目を醒まさない人もいるんだよ。
シスター、いいかい。目が醒めるものと思っていた人たちが起き上がらないと、そのベッドは冷たい死の床になり、毛布は死体をくるむ布になってしまったんだよ。
ぐちりやさんは、こんなお天気がどうだとかこうだとか、あーあ、また畑を耕すのはまっぴらだなんて泣き言をいってたけど、亡くなった人たちは、たったの五分でも十分でも、この世にもどってくることができれば、なんだってあげちゃうだろうよ。ほんとうに、どんな犠牲だってはらうよ。
シスター、ぐちをこぼしている自分がどんなだか想像してごらん。好きでもないのに、何かをしなくてはならないときには、それを変えればいいんだ。変えることができなければ、考え方を変えればいいんだ。ぐちをこぼしてはいけないよ」『私の旅に荷物はもういらない』 (マヤ・アンジェロウ著/立風書房) より
ご紹介したのは、マヤ・アンジェロウを育てた祖母の言葉です。
雑貨屋を営んでいた祖母のもとにはいろんな客がきて、ぐちをこぼしていったそうです。
彼らがぐちをこぼして帰ったあと、祖母が孫に上記の言葉を繰り返して前向きに生きる姿勢を教えました。
朝、目覚めるのが当然だと思っていますか?
私が最初に死にふれたのは小学一年の頃だったと思います。
祖父が亡くなったのですが、当時は「死ぬ」ということがどういうことなのかわからず、周りにいたおばさん達に質問しました。そのとき言われたのが「もう目を覚まさないことだよ」。実際はどうだったのかわからないのですが、どうも夜、寝ている間に祖父は息を引き取ったようです。
この出来事が幼かった私には強く心に残りました。
だから朝、目覚めるといつも「よかった〜」と安心するんです。「今日も一日生きることができる」と。
朝、目覚めるのが当然だと思っていると一日のありがたみを感じることもないでしょう。
でも、それは「当然」なことではありません。
明日の朝、目覚めることができたらそのことを思い出してみてください。
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【今日のコボジュン】
今朝はやたら体調が悪く、「ダメだぁ〜」と二度寝しました。2時間ほど寝たら、これがビックリするぐらい体調がよくなりました。疲れが溜まってたのかな。
たっぷり寝るとコーヒーをガブ飲みしなくてもいいんだなってことがわかりました。いつもはコーヒーなしで仕事はできないのに、今日はコーヒーを飲まなくても平気。普段はちょっと無理してるのかも・・・。
とにかく、今週末はゆーっくりします!
★ 自分磨きテーマ: 人生で大切なこと
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★ アーカイブ: 2013年03月
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