[名言] 『旅だから出逢えた言葉』 伊集院 静:すぐに役に立つものは すぐに役に立たなくなる
すぐに役に立つものは すぐに役に立たなくなる小泉 信三
『旅だから出逢えた言葉』 (伊集院 静 著/小学館) より
孫引きということになりますが、ご紹介した言葉は、小泉信三さんの『読書論』(岩波新書)からのもので、伊集院さんが旅の間に読まれて印象に残った言葉だそうです。
小泉信三さんは経済学者で、戦前から戦後に慶應義塾大学の塾長(学長)をつとめられた方です。
旅に出かける時、少し時間とゆとりがあるならば、一、二冊本を持って行くことは良い習慣のように思う。(略)
たとえば、買っておいたのだが普段読めずにいたもの、読むのに少し時間がかかっていたもの、読もうと思って気になっていたもの、以前読んで感動したものなどである。同書より
『読書論』は、伊集院さんが古書店で買っておいたものを旅に持っていかれたのだとか。
たしかに旅は「日常」から離れることができるので、普段は読めずにいたものにトライするにはいい機会ですよね。
「すぐに役に立つ人間は すぐに役に立たなくなる」
「すぐに役に立つ本は すぐに役に立たなくなる」
この言葉にドキッとしました。
[名言コツコツ]から本が生まれることになったのですが、その本は「実用書」です。「役に立つ本」を作りました。
でも、即効性があるのかと聞かれると、ちょっと困ります。
即効性というよりは、じわじわと効果がでる本になっています。
着実に「自分を成長させることができる」本になったと自負しています。
どのような本かは、またあらためてブログでご紹介しますね。
発売日は来週の月曜日、4月15日です。
*関連するページ:
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【今日のコボジュン】
名言インストール本の企画&編集を担当してくださった山城ご夫妻が、見本誌を持ってきてくださいました。この5ヶ月集中してやってきたことが、ようやく目に見える、そして手で触れる「形」になりました。
私の仕事はずっとコンピュータ相手だったので、手で触れる「形」になったものはありません。今回、初めて触れることができる成果になりました。さっそく、母と姉に送りました。二人は癌の闘病中です。姉の具合はよいとは言いがたく、「間に合って」本当によかったです。この本が前向きに病気と闘う気持ちを後押しできればいいなぁと思っています。
あと、いつもお世話になっている図書館に献本させていただきました(図書館に所蔵してもらえるかどうかはわからないのですが)。
今回の本によって、いろんな方に少しでも「恩返し」ができればいいなあと思っています。
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