[名言] 下腹が出ているという問題の何が本当の問題で、英語力が足りないことの何が本当の問題なのか。
下腹が出ているという問題の何が本当の問題で、英語力が足りないことの何が本当の問題なのか。
ビキニが似合わなくて困るとか、今の英語力じゃ成果主義の時代になんとなくヤバいかもといった反応的な問題意識は、たいてい続かない。反応として現れている感情は、波のように移ろいゆくものだからだ。
問題解決を急がない人は、感じたことをきっかけに考え始める。
問題解決を急ぐ人は、感じたことにもとづいて即行動する。
いっけん後者のほうが行動的ですばらしい、と思える。
前者はウジウジした人とみなされたりする。でも、即行動してうまくいく人は、ごくわずかだ。だからこそダイエットも英語も、他のさまざまな問題だと思いやすい事柄も、常に「こうすればうまくいく」というノウハウがあふれているのだ。
ノウハウに走る前に、まず「これは問題だ」という反応を脇に置く。感情を無視したり抑圧するのではない。感情を尊重したうえで、人に意見を聞いたり、多方面から情報を集めたりして、盛り上がった感情を冷ますのだ。
そうやって自分の中から別のものの見方や、さらに掘り下げた見解を見つけ出していく。これを習慣づければ、積極的にバットをふりまわして三振ばかりの人生とおさらばできる。『よい結果を出す人の「急がない」技術』
(吉田 典生 著/中経出版) より
これは継続とか習慣化において、とても重要なことですね。
つい先日、外国人旅行者に英語で道を尋ねられて、日本語で道案内しました。^_^;;;
ちゃんと道案内できたのだから問題はないわけですが、やっぱり心の片隅で「あーぁ、英語で案内してあげられればよかったなぁ」という気持ちがくすぶっています。
そして今朝、新聞で英会話学習のお試しCD無料プレゼントの広告を見て、反射的にフリーダイヤルで申込みしそうになりました。
でも落ち着いて考えてみたら、英会話の勉強をする余裕(時間&エネルギー)なんてありません。今は心理カウンセラーの資格取得のために勉強しているんだから、それにフォーカスしなくては。それに、仕事でもプライベートでも英会話が必要になることなんて、年に数回(道を尋ねられるとき)だけなんだから。
新しいことを学んだり、チャレンジし続けるのはいいことですが、なんのためにやるのか目的をしっかり考えたり、本当に必要なことなのか、今すぐにやらなくてはいけないことなのかを考えることも必要ですよね。
そこをちゃんと考えておかないと、始めたはいいけど続かなくて「やっぱり自分はなにやっても続けられないダメなヤツだ」と自信を失ってしまいますから。
*関連するページ:
・伸びる時期がいつ来るかは、誰にもわかりません。だから努力の結果を短期的に見てしまうと、継続による成果を得ることができなくなってしまいます
・伊達公子:練習の一夜漬けはできない。今やっていることの結果は三か月後に出る
・お悩み相談(2):やる気が継続できず、困っています
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