[名言] 残念な人の口ぐせ:「少々お待ちください」は気を遣っているようで無頓着
何か聞きたいことがあってコールセンターに電話することがある。受付から担当にまわしてもらうまでの間、いつも「少々お待ちください」と言われる。
これに違和感を覚えるのは私だけだろうか。「少々待つ」とは、「何分待てばいいのか」が気になるからだ。
たとえば、「お調べするのに1分程度かかります。あとでかけ直してよろしいですか」と言われたら、「1分だったら待つよ」と言うかもしれない。「5分後におかけ直しいたします」と言われるほうが、お互いのためだと思うし、絶対スマートだと思う。『残念な人の口ぐせ』
(山崎 将志 著/ベストセラーズ) より
普段、あまりよく考えることなく使っている「口ぐせ」について考え直してみるというのは大事なことですね。
「少々お待ちください」はよく使われる言葉です。
どのくらいの時間か、具体的にわからない時に「少々」と表現するんですよね。
1分かかるとか、5分かかるとか、見通しがあるのなら具体的に表現すればいいわけですが、それが出来ないから頻繁に「少々」を使う。
もしくは、どのくらいの時間がかかるか見通しを立てようとしないから、何も考えずに「少々」を使っているのかもしれません。
何気なく使っている表現に疑いの目をもつのは、仕事のやり方を見直すキッカケにもなりそうです。
ただ、私自身は「少々お待ちください」に違和感を覚えることはないし、イライラすることもありません。
最初からある程度待たされるだろうという見通しをもって、単純作業と平行しながらコールセンターなどを利用するから。待たされている間は作業を進めていればいいだけのこと。
相手や環境を変えようとするのではなく、自分自身の対応を変えることでイライラを無くすことができます。
「口ぐせ」という小さなことから、思考の習慣や行動の習慣を見直してみると面白いですね。
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