[名言] 多くの人は悪習慣を直そうとして、問題に正面から取り組む。しかし、このやり方はうまくいかない。原因は脳にある。
悪習慣を直そうとするのではなく、新しい習慣を身につける
多くの人は悪習慣を直そうとして、問題に正面から取り組む。 しかし、このやり方はうまくいかない。
結局、「習慣を直すのはたいへんだ」という古来からの格言が真実であることを思い知らされるだけだ。
原因は脳にある。神経回路を形成するのは得意だが、破壊するのはひどく不得手なのだ。
いくら頑張って悪習慣を直そうとしても、それはすでに脳の中に組み込まれているから、そう簡単にできるものではない。
この問題を解決するためには、悪習慣を無視して、古い習慣を打ち消す新しい習慣の確立に労力を使うことである。『才能を伸ばすシンプルな本』
(ダニエル・コイル 著/サンマーク出版) より
これまで悪習慣だとわかっていながら、なかなかやめられなかったのが間食の習慣。
特に甘いもの断ちは難しいから無理だろうなと、半ば諦めていました。
でも新しい食習慣を定着させることに集中しているおかげで、この6日間、まったく甘いものを食べていないのにイライラすることがありません。お腹が空いて食事以外のタイミングでなにかを食べたいという衝動もありません。
「たった6日間ぐらい」と思われるかもしれないけど、いやいや、私のこれまでの食習慣からすると6日もおやつを食べないなんてあり得ない!
しかも、全く我慢をしていないんですから。
ポイントは、「タンパク質と脂質は糖質の代わりになるけど、糖質はタンパク質や脂質の代わりにはならない」ということ。
『アスリートのための分子栄養学』でそのことを学びました。
つまり、糖質は摂らなくても大丈夫だけどタンパク質と脂質はしっかりと摂らなければいけないということです。
優れたランナーの食事についても勉強しているのですが、全員(これまで私が勉強したウルトラマラソン系のランナー)が良質なタンパク質と良質な脂質を普段の食事のメインにしています。
具体的な食事内容やルールは『『この4つを食べなければ病気にならない』崎谷式パレオ食事法』と『老けない人はやめている』の2冊をミックスしました。
たっぷりの野菜(色が濃い野菜を優先的に)と、良質で安全性の高い動物性タンパク質をメインに食べています。
ご飯は1日に1回、昼食で4分の1合を食べます(午後に走るので、その前に少し糖質を入れるため)。
ご飯やパンなどの「主食」を食べなければお腹が空くに決まっていると思っていたのに、実際にやってみると、タンパク質をたっぷり食べているので大丈夫なんですよ。
「間食をやめよう」「甘いものはダメ」「精製された小麦や砂糖は摂らない」と、何度も挑戦してきたのにずっと失敗続きでした。
ところが悪習慣をやめようとするのではなく、代わりの良い習慣化のおかげで上手くいきそうな予感がします。
甘いものを100%完全にやめると決めたわけじゃありません。
これはお酒と同じこと。
去年の5月に断酒を始めましたが、もう二度とお酒を飲まないと決めたわけじゃありません。
でも、結果的に今日まで457日まったくお酒を飲んでいません。
(ハーフマラソンを完走できたらお祝いに少し飲む予定です)
何かやめたいことがあったら、「悪習慣を無視して、古い習慣を打ち消す新しい習慣の確立に労力を使う」を試すのが良さそうですよ。
*関連するページ:
・毎年一つの悪習慣を直したら、我々はやがて完全な人間になることができるだろう。
・「しょぼい習慣」で気分を晴れやかにしてから始めると、どんなことでも気持ちよくスタートさせられる。
・くだらないと思えるほど小さな一歩
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【今日のコボジュン】
ラン前とラン後にしっかりストレッチをするようになったからか、おニューのシューズ(Adidas sen 2)のおかげか、走った後に足も脚もどこも痛くない。素晴らしい!!!
これまでは走った後は必ずどこかが痛くなっていたのに。
試しに、明日は別のシューズで試してみます。それで痛くなければストレッチのおかげだし、痛くなればシューズのせいだったということですよね。
★ 自分磨きテーマ: 良い習慣をつくろう|脳と仲良く
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★ アーカイブ: 2014年08月
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