[名言] これまでの人生の中で知っていた自分に別れを告げ、明日は別の自分に出会うことだろう
「見事ゴールした者は、ゴールラインを超えた時、
別の人間になっているだろう。
この行程で得た経験から完全に別な人間に
変貌を遂げているはずだ。
これまでの人生の中で知っていた自分に別れを告げ、
明日は別の自分に出会うことだろう」『ウルトラマラソンマン』
(ディーン・カーナゼス 著/ディスカヴァー・トゥエンティワン) より
ご紹介したのは、1994年のウェスタンステイツ100の開会挨拶から。
(ウェスタンステイツ100は、カリフォルニア州の山岳地帯の100マイル(161km)を走るウルトラマラソンレースです。上りで5500メートル、下りで7000メートルの標高差を制限時間30時間以内で走る非常に厳しいレースで、24時間以内で完走するのは15-30%)
ここまで過酷なことにチャレンジし、目標を達成することができたとしたら、きっと「自分の殻をやぶった」実感を得られるだろうと思います。
けど、これまでの自分の人生を振り返ってみると「別な自分」に生まれ変わった日は何度もあったと気づきました。
社会人になってまだ経験が浅い頃、上司から客先でシステムのプレゼンをするように言われました。
私の仕事はシステムの設計です。机に座って設計書を書くのが仕事。
それなのに、会社の外へ出て、数百、数千、なかには億を超える商談の席で成否の決定に大きく関わることになるとは全くの想定外。それは営業の仕事だと思っていました。
だから「絶対に無理です。私には出来ません」と何度も訴えたのですが、「大丈夫、大丈夫」と言われて連れていかれてしまいました。
「本当に無理。出来るわけがない」と思っていたのに、逃げることもできず、やるしかなかった。
そして、やってみたらなんとかなりました。
自分には絶対無理と思っていたことができた瞬間、「別の自分」になったわけです。
マラソンでもそうでした。
初めてのマラソンは10kmレースでしたが、練習で10km を走れたのは1回だけ。それも赤信号では止まって休んでいたので、ノンストップで10km走った経験はありませんでした。
「完走するなんて無理だ。5km 走る自信もない。どうしよう、どうしよう」と思っていました。
それでも、かろうじて完走することができました。
(初マラソン、なんとか完走できました! (渋谷表参道Women's Run レポート))
出来そうもないと思っていたのに、やってみたら出来た。
自分の頭の中にあった「限界」を超えることができ、新しい自分になれたんです。
できること、できそうなことだけやっていたのでは、ドキドキがありませんよね。
できそうもないことにトライしてクリアすることで、これまでとは違う新しい自分になれます。
達成できるかどうか分からない何かに挑戦する力は誰もが持っている。『EAT&RUN 100マイルを走る僕の旅』
(スコット・ジュレク 著/NHK出版) より
*関連するページ:
・できるかできないか、は関係ないですね。結局、やるかやらないか、なんですよ
・萩本欽一:土俵際に立ったときに「逃げない」っていうのが大事。俵に脚がかかったときに歯をくいしばれば、そこからぜったいなにか得られる
・澤 穂希:「なれるかどうか」という根拠を探す必要はありません。「なれたらどれだけ嬉しいか」とイメージすることが、「夢をかなえる」スタートなんです。
* [名言コツコツ] を漏れなくチェックできます *
ブログの更新情報を一週間分まとめて無料メールマガジンで受け取ることができます。セミナーや手帳オフ会などのイベント情報もあわせてお知らせしています。
無料メルマガ <コボジュン通信> の ご登録はこちらから どうぞ。
毎週月曜日の朝4時にお届けします!
◇ ◇ ◇
【今日のコボジュン】
甘いものを食べなくなって、今日で9日目。ちょっと誘惑に負けそうになったけど、今日も無事クリアです。
ここまできたら「30日間 砂糖絶ち」にチャレンジしたくなってきた。残り21日(3週間)だからなんとかなりそう。
30日も砂糖をとらなかったらどうなるんだろう? 何か身体に変化があるのかな? 興味津々です。
ディーン・カーナゼスはウェスタンステイツ100のトレーニングを開始してからジャンクフードやソフトドリンクを断ち、脂肪や砂糖の摂取をやめたそうです。「砂糖を断ったことで体調が良くなり、最終的にはスイーツ断ちにも慣れてしまった」とありました。
砂糖をやめると、なんかいいことありそうな気がする。
★ 自分磨きテーマ: 素敵な大人になろう
★ タグ:
★ アーカイブ: 2014年08月
«« [名言] 旅行の前も後も楽しい人は、1回の旅行で何度も楽しみを味わえる。そういう人は、自分の夢を実現するためのプロセスも楽しめるのです。 (08/28) | (08/30) [名言] いやなことがあったとして、楽しむのが無理でも、学びと捉えて、おもしろがることはできる。 »» |