あのころの私は、いつも頭の中で「今、ではないいつか」「ここ、ではないどこか」に行こうとして躍起になっていた
あのころの私は、いつも頭の中で「今、ではないいつか」「ここ、ではないどこか」に行こうとして躍起になっていたような気がする。
いつも、何か自分の中に、そして毎日の暮らしの中に、欠けているものを埋めようとして焦っていたのかもしれない。『ニューヨークで見つけた気持ちのいい生活』
(渡辺 葉 著/青春出版社) より
渡辺葉さんがニューヨークで暮らし始めたころは、いつも「心ここにあらず」状態だったそうです。
あれもしなきゃ、早く○○しなきゃ、もっと××しなきゃと、「なきゃなきゃなきゃ」と考えていたそうです。
これって、以前の私とおんなじです!
常にやらなくてはいけないこと、まだ出来ていないことに意識を向けていました。
渡辺葉さんはある日、街を歩いているときに夕日を浴びて黄金に輝く景色をみて「うわあ、きれいだ」と感動したそうです。
「今、ここにある」景色をそのまま受け止めた瞬間でした。
それがキッカケとなって、次のように変わったそうです。
そうしていつしか、毎日の生活は「今、ではないいつか」「ここ、ではないどこか」に行くためのステップではなく、それ自体が楽しくってワクワクする、大きなプレゼント──そんなふうに思うようになっていた。同書より
私の場合はなにがキッカケだったのか覚えていませんが、同じように「今、この瞬間を楽しむ」生き方に変わりました。
ご飯を食べながら「あー、おいしいなぁ」とか「うーん、なんてしあわせなんだろう」と感じたり、歩いているときにお花を見かけて「きれいだなぁ」「いい香りだなぁ」と感じるということです。
仕事をひとつやり終えると「あー、おもしろかったー!」と思うと同時に、「これでお金をいただけるんだから幸せだよなぁ」としみじみ思います。
これは日記にその日の幸せだったことや嬉しかったことを記録するようになって習慣として定着しました。
足りないことより満たされていることにフォーカスする習慣です。
最初は意識して始めたことですが、今では習慣というより、習性といえるレベルです。
日記って、着実に自分を変えていく力があるんですよ。
*関連するページ:
・楽しむことに技量は必要ない。下手でも好きと言えるものがたくさんあることは、人生を豊かにする
・人々は幸せを追い求めている。なんという皮肉だろう。ただほんのすこしだけ人生を歩むスピードを緩めさえすれば、幸せは自然とぼくたちに追いついてきてくれるというのに
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【今日のコボジュン】
昨日はランナー向けの食セミナーに参加しました。
長い距離を動ける身体をつくるために、普段の食事をどうしたらいいかというのがテーマです。
タンパク質(お肉とか)を食べたほうがいいよというような内容かと想像していましたが、違っていました。
大切なのは、普段から血糖値と血圧を急上昇させない食事なのだそうです。長距離を走ることと、血糖値や血圧が関係しているなんて考えてもみませんでした。
糖代謝機能には問題がないので血糖値については無頓着です。ダイエットのためにGI値を意識したこともありましたが、なにも効果を感じなかったのですぐに忘れてしまいました。
今日は昨日勉強したことを踏まえて、栄養バランスのとれた食事をゆっくりとよく噛んで食べました。「走れる身体をつくるぞ」と考えながら。
一日だけじゃだめなので、明日も忘れないようにバランス良くゆっくりと食べるように注意します。
★ 自分磨きテーマ: 人生で大切なこと
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★ アーカイブ: 2015年05月
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