苦労は幸せになるための準備運動
佐賀にいる時は、昭広にいろいろと苦労をかけたと思います。
ばあちゃんとおる時は、
「苦労は普通や」
「苦労っちゅうのは、幸せになるための準備運動や」
昭広には、いつもそんなことを言ってきたけど、本当のことを言ったら、お前が泣いてしまうと思って、あんな言い方をしました。
本当は昭広が寂しかったり、辛かったりしたことは、ばあちゃんが一番よくわかっています。『がばいばあちゃんの手紙』
(島田 洋七 著/幻冬舎) より
手紙って、こうやっていつまでも残るのがいいですね。
面と向かってはいえないようなことも、手紙では伝えられるのかなと思います。
今なら電話やメールでのやりとりになるのかもしれませんが、やっぱり手書きの手紙のほうが優しさや温もりが伝わるような気がします。
ご紹介したのは、昭広さん(島田洋七さんの本名)がようやくお母さんと一緒に暮らせるようになり、佐賀から広島へ帰った後におばあちゃんから届いた手紙の内容です。
「苦労は幸せになるための準備運動」という捉え方は素敵だなと思います。
辛いときも暗くならないようにというおばあちゃんの優しくが溢れています。
実際、辛い時期を経験した後は、なんでもない「ふつうの暮らし」がいかに貴重で幸せなことかよくわかります。
悲しいときや苦しいときが永遠に続くわけじゃありません。
豊かな心を育てるために必要な「幸せの準備期間」だと考えたいですね。
*関連するページ:
・武者小路実篤:尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず・・・
・ヘレン・ケラー:悲しみと苦痛は、やがて「人のために尽くす心」という美しい花を咲かせる土壌だと考えましょう
・秋元康:人生は坂道で、ある高さまで登らなければ見えないことがある
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【今日のコボジュン】
ついに我慢しきれずにエアコンを使おうとリモコンを手にしたけど、反応無し。電池切れのようです。コンビニへ行くほどでもないので我慢しようかな。
暑くなってきて、生花がすぐにぐったりするようになりました。涼しくなるまでお花無しの生活になりそうで残念。
代わりになるかわからないけど、自分で撮影したお花の写真を大きくプリントして飾るといいかも?
写真データをもっと活用すると面白そうですね!
★ 自分磨きテーマ: うまくいかない時には
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★ アーカイブ: 2015年06月
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