過去の日記帳のページのどこかを開けば、そこにはそのときなりに頑張っている自分の姿を見つけることができる
砂時計の砂が、手指の間からサラサラとこぼれ落ちていくような、そんな頼りなさにつきまとわれるのは、「大人の宿命」なんでしょうか。
私が、日記をつけ始めたのは二十九歳があと一ヶ月で終わろうとしているときでした。
とても歳月を重ねてきたと実感できない日も、過去の日記帳のページのどこかを開けば、そこにはそのときなりに頑張っている自分の姿を見つけることができるのです。
「なんだ、けっこう頑張っていたじゃない」「ちゃんと自分なりに小さく勝ってきたじゃない」そう思えた瞬間、指の間からこぼれ落ちるだけかと思っていたキラキラ光る砂が、ちゃんと自分の中にたまっていたとわかるのです。『女を磨く!45のレッスン』
(中山 庸子 著/ソニー・マガジンズ) より
毎月1日は「月次レビュー」をやっていることをご紹介しましたが、その「月次レビュー」でやることのひとつが、過去の当月の日記を読み返すことです。
昨日は2014年9月の日記をすべて読み返しました。
体調がとっても悪くて苦しんでいた時期です。それなのに、とてもよく頑張っていた自分の様子が書き留められていました。
昨年末に手術をしたおかげで、今はすっかり健康になりました。
今日も体調は絶好調です。
けれど、一年末の自分ほどには頑張っていないなぁと感じました。
一年前は「手術が成功したらやりたいこと」のリストを作り、健康になったらやりたいと思うことを夢想していました。
今月は、一年前の私が夢見ていたウルトラマラソンに挑戦できます。
すっかり健康になったのに、自分を甘やかしているかもしれません。
一年前の自分に恥じぬよう、そして、一年後の自分が「一年前はこんなにがんばっていたのか」と思えるように、一日一日を丁寧に生きて生きたい。
そう気持ちを新たにしました。
日記にはこんな効果もあるんですよ。
*関連するページ:
・今日のことは 今日書かないと 忘れてしまう。人生の解像度を上げるために今日から日記を書こう。
・続ければ日常生活が大きく変わる。日記をつけることで、適当に生きることができなくなってくる。
・何か欲するものがあれば、ものごとは長続きするものです| 松岡修造の《日記を長く続けるコツ》
* [名言コツコツ] を漏れなくチェックできます *
ブログの更新情報を一週間分まとめて無料メールマガジンで受け取ることができます。セミナーや手帳オフ会などのイベント情報もあわせてお知らせしています。
無料メルマガ <コボジュン通信> の ご登録はこちらから どうぞ。
毎週月曜日の朝4時にお届けします!
◇ ◇ ◇
【今日のコボジュン】
また暑さが戻ってきましたね~。雨が上がった後で走りにいったら、蒸し暑い!
でも、今日も坂道練習をがんばってきましたよ。下り坂にもだいぶ慣れてきました。
今日の練習のポイントは、途中でおにぎりを食べることでした。ウルトラマラソンの練習には、走りながら食べる練習も必要だからです。これまでもラン途中でハンバーガー&ポテトセットなどを食べて実験していましたが、まだご飯物は試していませんでした。
レース本番ではおにぎりがあるみたいなので、今日の練習で試してみましたが問題ありませんでした。
胃が丈夫なのはウルトラマラソンランナーには欠かせない資質だそうです。わたしは大丈夫みたい。(*^~^*)
★ 自分磨きテーマ: 良い習慣をつくろう
★ タグ: 日記
★ アーカイブ: 2015年09月
«« 今日の危機を乗り越える一方で、今のうちに未来のために種を蒔いておこう (09/01) | (09/03) 三浦雄一郎:ゆっくり歩けば頂上にたどり着ける。一歩ずつ前進することだ。 »» |