「不要なガマン」と「必要な辛抱」
人生には、「不要なガマン」と、「必要な辛抱」があります。
「辛抱」は「ガマン」とは少し違います。
たとえば、特に若いとき、新人のころは、下働き的な雑用が多いものです。
つまらない雑務ばかりさせられて、「こんなことをするためにこの会社に入ったわけじゃない!」と思ったり、憧れていた職業でも、裏方仕事ばかりの現実に直面して夢が覚めてしまう人もいるでしょう。
これはガマンではなく「辛抱」。
いわば、あなたに必要なふんばりどきです。『どこへ向かうべきか迷っているあなたへ』
(鈴木 美和 著/実業之日本社) より
我慢すべきこととそうでないこと。
本当に必要なことかどうか、見極めることが大切。
変な苦労はしちゃいけない。
満足できないような苦しみはする必要はない。
組み合わせが悪いってことは実際にありうるわけだから、やってみて、ダメだったらさっさと辞めればいい。
下手な辛抱をしている人は、ほかの人が辛抱していないのを見て怒るでしょう。
それは自分が無理をしているということなんですよ。養老 孟司 『25歳の補習授業』 (小学館) より
あなたの両親や祖父母、先祖たちは、あなたが我慢しながら苦しんで生きることを願うだろうか?
そんなわけはあるまい。
あなたが、心から自由で幸せに生きることを願っているのだ。
まず、あなたが何に我慢しているかを書き出し、意味のない我慢をあなたの人生から排除していこう。『「やらされ感」から脱出して自由に働く54の方法』
(潮凪 洋介 著/かんき出版) より
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