<コツコツのコツ> 033. 忘れたころに「ひょっこり」実現できることもある
自分では「苦手」だと思っていたことを、他の人から誉められた
ことってあります?
私はね、人の話を「聴く」のが苦手でした。
つい、人の話を途中で遮ってしまうんです。
「だからそれって、○○なんでしょ?」と先回りしてしまう。
「あー、私も同じ経験があるよ。・・・」と話題を盗んでしまう。
こういう悪い癖がありました。
人と会うと、話をすることがサービスだと思っていたぐらいです。
何も話さすに聞くだけだと申し訳ないとも思っていました。
「オマエは人の話を聞かない! すぐに遮る! ちゃんと聞け!」
と、ブチギレされたことがあります。
この時初めて、私は人の話を聴けない人間だと自覚しました。
あまりにもショックだったので、それ以来、一生懸命に話を聴く
ように心掛けるようになりました。
それから数年。
ある人と話していたら、「コボリさんは人の話を聴くのが上手ですね。
こんなに話すつもりじゃなかったのに、コボリさんが聴き上手だから
話しすぎましたよ」と言われたんです。
ビックリしましたよー。
自分では苦手だと思っていたことを誉められたんですから!
聴き上手になりたいと思ってはいましたが、そんな難しいことが
実現するとは、さほど期待していませんでした。
もうひとつあります。
文章を書くのが苦手で、下手だと思っています。
小学生のころから国語は苦手科目だったし、いまでも苦手意識が
あります。
ところが、「コボリさんは言葉のセンスがいいねー!」と誉められた
ことがあります。
それも2回。まったく別の人から。
毎日ブログを書き続けていることで、言葉選びのセンスが磨かれて
いるのかもしれません。
どちらもお世辞かもしれないんですけど、わざわざそんなお世辞を
言う必要がないシチュエーションだったので、不思議です。
つまり、ある程度の期間(数年)続けていると、自分ではすっかり
忘れたころに「ひょっこり」実現することもあるってこと。
最初から上手く「できる」ことなんて、そう多くありません。
お箸を使うのも、最初は上手にできませんでしたよね(覚えてますか?)。
ひらがなを書くのも最初は下手です。
自転車だって最初は何度も転びます。
ところが、何度も繰り返しているうちに「できている」自分に気づく
ことって多いんです。
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◆ コツコツのコツ ◆
「忘れたころ」とは、
「意識しなくても出来るようになった」
という意味。
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